空飛ぶ生きもの大作戦・その3 みごとな滑空のしくみをもつ海鳥【アホウドリ】

今回のはよく飛びますよ!これまでの2回とは異なり、モデルとなる生物がばっちり飛行に最適化した体を持つ今回、これでうまく飛ばなかったら完全に設計のせいだよなぁと緊張しつつ挑みましたが、やっぱり鳥の体というのはうまく出来ているものです。3度目の試作あたりで仕事場の対角線を切り裂くように滑空し、玄関ドアにぶつかって落ちた時は感動ものでした。翼が長いため左右のバランスを保つのが少々やっかいですが、飛ばす前に左右対称をよくチェックして、まっすぐ押し出すように飛ばしてみてください。それもそのはずこのアホウドリ、餌を探す一回の飛行で往復1万5千キロも飛ぶことがあるんだそうです。恐ろしき飛行性能。ヨタヨタと地面を歩く姿から名付けられたアホウドリという名前はちょっとかわいそうですが、なんたってアルバトロスだからイーグルよりもすごいんです。